VRoid Studio正式版1.8.0+αで色々やる

こんにちは、柚緋奈です。
前回の記事で「VRoid Hubにアップロードすると髪の毛が真っ黒になっちゃう」って書いていて、その後半年経つまで解決しなかったのですが、ついにこの度正式版のバージョン1.8.0で出力したら解決出来ましたのでそれと関係あることないことをなんか色々書こうと思います。
色々な外部ツール等の話も出てくるのでもしかしたら1ミリぐらいは参考になるかもしれません。

この半年やってた記録

正月早々からアップロードしてVRoid Hub上での表示がおかしいけど、VRoid HubからVismuthで呼び出したVRMは正しく表示されていることのテストをしていました。

せっかくツインテール作ってみたから投稿したいと思ったんですが、まあ真っ黒なんで止めました。

この辺でなんかやる気なくなってきてしばらくVRoid Studio起動しなくなっちゃった感じです。
ぶっちゃけもう一生そのままなのかと思いましたね。
まあ直ったんでその辺の話はもう良いです。

ベータ版で作ったモデルを正式版で出力し直す

コンバート

正式版仕様に色々調整済みの髪と身体はもうあるので 1、ベータ版ファイルを正式版にコンバートしてそこから服やら肌 2やらをカスタムアイテムに登録して、それから正式版仕様身体の方でカスタムアイテムを着用すれば良いんですけども、「ベータ版ファイルを正式版にコンバート」するのがとにかく時間がかかるのでイライラポイントのひとつでした。

肌の方はなにがなにやら
服の方はまあわかる

あとは、アウトラインを細くしました。変更点が地味すぎる。
(下の画像見ても「なんとなく」わかるかなってレベルです)

ポニーテールの作り直し

正式版には色々プリセットが入ってて、一から作るときにはそれらの組み合わせだけでもある程度のモデルが作れるのですが、折角なので自分のポニーテールをプリセットの改造に変えてみました。

前から
後ろから

だいぶ良くなったと思います。ベースヘアーみたいなとこは新しく作りました。
ベータ版の頃からポニテの時は前髪と横髪が浮くのが気になってたんですよね…。
付け髪でツインテールとかお団子とかもあるので、そのうちそういう髪型のモデルも投稿してみたいですね。

髪型の余談

ベータ版モデルから正式版へコンバートすると髪は全て一体型として扱われるのですが、普通にとても扱いにくいので分割保存してYashiori – VRoid Custom Item Toolsで整理しました。
どの髪型でも前髪は共通なので前髪として保存し、テトリミノを模したピアスはアホ毛に。 3
ピアスは付けたり付けなかったりしてるので、アホ毛(アホ毛じゃない)でワンタッチ着脱出来るようになるのはとても捗ります。

実はこっそりZSバージョンのピアスも作っている

パーフェクトシンク対応

1月2日の時点ではまだ対応していなかったHANAtoolがいつの間にかVRoid Studio正式版に対応していたので、それもやろうと思い立ったんですが今もう衣装違いモデルがなんと29体もあるので、これがもうとんでもない手間でした。
でも対応してるモデルと対応してないモデルが混在したら気持ち悪いので、結局全部やりきったんですが…。

ちなみに自分の環境ではHANAtoolのCopyShapesAndClipsが上手く動かなくて顔面がグロ画像になるので、Unity上でClipBuilderまで終わらせて(このタイミングでついでにUnityサムネイルも変更して)一部モデルの帽子等を取り付けたら一度VRMを出力して、その出力したVRMをVRM表情設定するやつで読み込んで表情データの保存されたCSVファイルをドラッグして読み込んで終わらせてます。
初回はそのCSVファイルを作る作業が発生するけど、あとは全部それを読み込めば良いので超絶楽ちん。パーフェクトシンクを設定しない「VRoid Studioから出力した直後のVRM」でも利用するのをおすすめします。
元々は2年前にただ表情設定を細かくいじりたいという意図で使い始めた覚えがあります。

初期状態の怒りまくってる顔
調整済みCSVファイルを読み込んだ後

VRoid Hubのサムネイル作り

これの話です。

以前に

この記事でサムネイル作りの事をちょろっと書きました。
あの頃は確か背景透過PNG撮影にはVRMお人形遊びPC版を使っていたと思うんですが、今回一気にモデル更新をしたため撮り直しのスピードを上げるために、サムネイルの更新をしなかった2体&VRMお人形遊びPC版のポーズを使いたかった3体を除いてVRM Automatic Photographingを使いました。

このソフトウェアの良いところは、起動が早いしポーズが外部ファイル読み込みじゃないのでスピーディーに撮影することが出来るところです。悪いところはポーズが外部ファイル読み込みじゃないから種類が増やせないことですね…。

上記のソフトで撮影して、Bg-patternsで2400×1600ピクセル背景を生成して、Photoshopで良い感じに合成して真ん中で分割するという流れは変わっていません。今回の更新は背景はそのまま引き継いでいます。Bg-patternsへの依存度が高いので、もしこのサイトがなくなったらショック死するかもしれません。
あと、VRM Automatic Photographingで撮った画像は4096×4096ピクセルととにかくデカいので、それを使ってると積み重なって

300MB越えちゃった

以前の記事よりも更に開くのも保存するのも時間が掛かるPSDファイルが出来ます。

そういうわけで大量に画像を作って分割してって作業をこなして、VRoid Hubの一部を切り取ると

ベータ版モデルの頃

↑から↓に

正式版

こんな感じで変化しました。
ちなみに一応こんなことはしなくてもVRoid Hubのサイト上でVRM投稿時にサムネイル撮影は出来ます。
ただ、自分はそうしないというだけです。

ちなみに余談ですがついさっきバニーガールコスのやつを投稿しました。
なんとなくバニーちゃんは髪をまとめていて欲しいみたいな気持ちがあるのでポニテにしました。

締め

本当は16日から18日ぐらいで正式版対応からサムネ作り直しまで全部済ませたので、すぐブログにまとめようって思ってたんですが、今週頭からなんかめちゃくちゃな高熱を出して3日ぐらい寝込んでしまったんですね。 4
暑い季節でも風邪をこじらすのは怖いので気をつけましょう。

  1. 正月に頑張ってたやつ[]
  2. 仕様的に靴下とか全部肌に貼り付けてるだけ[]
  3. アホ毛は一生使わなさそうという理由[]
  4. 検査したけどアレではなかったので、本当にただの風邪だった[]

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